Daryl Hall & John Oatesに名ギタリストG.E.Smith、看板サックス奏者兼ライヴ・コーラス要員Charlie De Chant、 後にBryan Adamsと掛け持ちMickey Curry(Ds、初参加で四曲のみ)。 John Siegler(B、ex-Todd Rundgren's Utopia)、当時Peter Gabriel BandのJerry Marotta(Ds)とLarry Fast(Syn)、 Chuck Burgi(Ds、ex-Brand X、後にRainbow、Red Dawn、現Billy Joelサポート)、 忘れ時のジャズ/フュージョン・ギタリスト Ray Gomez(一曲)と前任ギタリストJeff Southworth(G solo一曲、”Kiss on My List”が好評。前作の外れ楽曲?)他となっております。 共同プロデュースとしてHR/HMファンには知られたNeil Kernonがエンジニア兼ミキシングで参加。 (Judas Priest大傑作ライヴ盤”Priest in the East”、後にDokken/Queenryche等、またDream Theater関連のハードフュージョン系名ギタリストScott Mcgillを手掛ける)
Mobile Fiderity Sound Lab社は現在主流のフラットマスタリング方式の先駆者でございます。
そもそもアナログ盤であろうが、CDであろうが、SACDであろうがマスターテープを再現するというものなのですが、
そもそもアナログ盤自体がマスターテープの再現を上手く行っていたとの指摘がオーディオ・ファンから挙がり、
名マスタリング・エンジニアが手掛けた昔のアナログ盤が相当な高値で取引される昨今でございます。
それもあってか?非常にアナログ盤的な温かみのある高音質となっております。
されど、こちらにはスクラッチ音はございませんが.........
内容は言わずもがな。
そもそも当時から音質の良さでも知られた名作で、それで白羽の矢が立ったという感がございます。
全盛期の傑作で大ヒット作なのですが、内容は案外通好み。音楽性が少々ばらけた感がございます。 大ヒット二曲以外も非常にクオリティーが高くポピュラー感があるものの、結構通好みでマニアックな内容でございます。
かのTemptationsやソウルミュージックの大御所に捧げた感のある楽曲、
Daryl Hallの歌や彼らの音楽性に影響を与えた(仕込んだ)かのTodd Rundgrenのオマージュの様な楽曲、
更には..........
1974年グルジェフ神秘学の自己啓発セミナーで意気投合し一曲参加依頼。
その後”Hall/Fripp”としてコラボ・作品制作したもののレコード会社が恐れをなし、御蔵入りにしたDaryl Hallソロ名義の大傑作1st”Sacred Songs”。
その音楽的パートナーであるRobert Fripp(King Crimson)的なフレーズが出てくるアート・ポップ作というものであったり致します。 (G.E.Smithが演奏を頑張っております.........)
この内容で相当なセールスを挙げた作品でございますから、如何にその時代の音楽ファンの感受性が豊かであったか?が判るものでございます。
実は全盛期のラインナップではない事もミソ。
Daryl Hall & John Oatesに名ギタリストG.E.Smith、看板サックス奏者兼ライヴ・コーラス要員Charlie De Chant、
後にBryan Adamsと掛け持ちMickey Curry(Ds、初参加で四曲のみ)。
John Siegler(B、ex-Todd Rundgren's Utopia)、当時Peter Gabriel BandのJerry Marotta(Ds)とLarry Fast(Syn)、
Chuck Burgi(Ds、ex-Brand X、後にRainbow、Red Dawn、現Billy Joelサポート)、
忘れ時のジャズ/フュージョン・ギタリスト Ray Gomez(一曲)と前任ギタリストJeff Southworth(G solo一曲、”Kiss on My List”が好評。前作の外れ楽曲?)他となっております。
共同プロデュースとしてHR/HMファンには知られたNeil Kernonがエンジニア兼ミキシングで参加。
(Judas Priest大傑作ライヴ盤”Priest in the East”、後にDokken/Queenryche等、またDream Theater関連のハードフュージョン系名ギタリストScott Mcgillを手掛ける)
HR/HMであってもメロディアスさと良い意味でポピュラーさを強調する感のある方でございますが、ここでも手腕を発揮致しております。
MFSL盤SACDは限定品でございます、現在は入手が非常に困難。
この機会に是非。