真作保証 ◆作者：河村琦鳳◆作品：東方朔に六支図竪物◆材質：紙本着色(真筆作品)◆款記：「琦鳳」◆印章：印文不詳朱文単郭瓢形印◆寸法：本紙103.8×28.1cm 総丈175.2×39.1cm◆付属品：無地箱(杉箱)◆状態：経年相応汚れ。折れ皺箇所あり。表装左右柱に傷み欠損箇所あり。表装傷み鎹補修甚。
【河村琦鳳(かわむら・きほう)】 安永7年〜嘉永5年(1778－1852)俗姓・中原のち河村、名・駸、字・五逸、通称・備前目、号・琦鳳/竹裏館。岸駒(1749/56－1839)の最古参の弟子・河村文鳳(？－？)の弟子で、その才能を認めた文鳳は女を娶せて養嗣子とし河村姓を継がせた。文化8年(1811)主水司の史生となり御所に出仕。数多くの画譜画本を刊行した文鳳にならい絵手本『禍福任筆』(文化5年[1808]賀茂季鷹序・河村琦鳳自跋)・『琦鳳画譜』(文政7年[1824]堤正敏序・中島棕隠題)などの版本を手がけたほか、『平家物語』の語りの巧手としても知られた。文化十年(1813)版/文政五年(1822)版/文政十三年(1830)版/天保九年(1838)版/嘉永五年(1852)版の『平安人物志』の画家部門に載り、文政十三年版では平語(平家物語の語り)部門にも掲載。住所は義父・文鳳と同じ釜座夷川北、のち洛北市原。
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